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※現在はこの価格からそれぞれ100円アップ
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札幌市南区にある老舗スープカリー店。
1971年創業、札幌スープカリーのルーツ、源流とも言われているアジャンタ。
当時からの店舗は現在アクロスプラザ南22条があるエリア、南22条西7丁目にあった、
現在は「アジャンタ総本家」と「アジャンタインドカリ店」に分かれその味を継承されている。
こちら「インドカリ店」だが現在は20年通われた常連さんが、
先代が閉店されるのを機に脱サラして引き継いでいるようである。
場所は、札幌南警察署すぐそばの住宅街の中にある。
週末のお昼に訪問。
カウンター席をベースに大きなテーブル席などがある不思議なレイアウト。
着席してメニュー確認のうえオーダー。
※現在は写真のメニューから100円値上げ。
・とり ¥1300
スープのブラウンをベースにジャガイモのイエロー、ニンジンのオレンジ、ピーマンのグリーン、食材それぞれのカラーが映える。
見るからに美味しそう。
スープを一口。
表面には脂が浮かんでいるが、不思議とオイリーではない。
むしろ、キレが良くてムダなモノを削ぎ落としたソリッドな味わい。
シンプルで雑みがないのだがとて滋味深いスープである。
「とり」は程良い軟かさでしっかりと味も染み入っている。
ちなみに鶏自体の煮込みは1時間だが、そのあと野菜、鶏ガラスープで6時間煮込み、
そしてまた1時間ほど煮て味をしみらせるらしい。
カレーには20種類以上のスパイスを使用。
辛さは突き刺すような…なんてのではなく、食べ進めるとどんどん汗が噴き出てくる。
そんなじんわりとした辛さ。
こちらは辛さに番手がなく、物足りなければ卓上のパウダーで調節出来る。
ライスもほどほどに多いが、スープが美味しいのであっという間に完食。
まさに飽きずに毎日食べられるカレー。
何十年も通う常連客が居るのも頷ける。
現在、札幌スープカレーを提供しているお店でもこちらから影響を受けたお店は少なくない。
昨今の具沢山、旨みたっぷり濃厚スープのスープカレーとは一線を画すシンプルなヒトサラ。
こちらはまた行こう。
アジャンタインドカリ店
札幌市南区南29条西10丁目6-5 090-2077-0203
11:00〜15:00 (14:30LO) 月曜日休み
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